離婚原因の主要原因の中に「性格の不一致」というのが
ありますが、これは長く付き合おうが短く付き合おうが
一緒に住もうが何をしようが、環境によって変わると思うので
無理なものは無理なんだと思います。
個人的には「不幸な結婚の継続」は推奨していません。
誰でも幸せになる権利があると思っています。
最近友人の話で思う事がありました。
いがみ合うだけの人生なんて、確かに変えるべきかも知れません。
しかし簡単にいかない理由のひとつに子育てがあります。
子供の事を考えれば、両親が離れる事は良くないとされています。
私も実際にそう思います。
結論は心理的要因から、ですが
実際には時間的要因からだと思っています。
子育てには多大な時間と労力と資産が必要です。
ひとり親では実質無理だと思っています。
実質、という言い方をしたのは結局ひとり親ですという人は
実家に帰って実父・実母の手助けを受け
なんとかしている人が多いと多いかと思います。
それは「片側の親の役割と両親が担っているだけ」であって
事実上の片親ではありません。親はちゃんといます。
実際に誰の手も借りられない本当のひとり親は
正直壮絶です。
私も諸事情にて一か月ほど完全シングルファザー生活を送った事がありますが
到底長く続けられるものではありませんでした。
日に2~3時間睡眠、それ以外を全て全力疾走できる体力のある方なら
可能かと思いますが、多くの人には難しいでしょう。
人への批判というよりは、私の実体験を元にした感想です。
今は夏休み期間の為、子供と多く接する機会のある親御様が多いかと思います。
その負担が大きくなるのは、我が家も例外ではありません。
子育ては素晴らしい、子育ては尊い、という謎のプレッシャーに
神経をすり減らしています。
言うべきじゃない、大人なのだから、親なのだから
という圧により潰されかかっています。
我々の世代も然り、次の世代ももちろんそうで
明るい未来が見えてこないという感覚があります。
自分が今している事が正しいのか
結果を子供の成長で見られる人は幸せです。
リターンがありますから。
結果を子供の成長で見られない人は
拷問に等しいです。
子供の成長や特徴はそれぞれですから
努力がそのまま反映される事はありません。
成長が他より劣っていれば、自分が間違っていたのかと
自分を責める他なくなります。
気にしないなんてできない、それくらい真剣です。
そう考えれば「みんながしているから」で放り投げていいほど
子育ては簡単なものじゃないんじゃないかと思います。
DINKSも理解できますし、婚姻率が下がるのも出産率が下がるのも
頷けます。幸せとは思えない状況もありますので。
ただ、個人的な事を言うならば
私は全く辛くはありません。
確かにやること等は多いのかと思いますが
楽しいと感じて生活できています。
疲れている時の遊んで遊んで猛攻撃は堪えますけどね笑
しかし妻のフォローまでできているかと言えば
やはり正社員である以上限界があると感じています。
どうすれば上手くいくのでしょうね。