どうも!リベ大検証きねこです!
今回はリベ大で提唱されている5つの力の内容ではないのですが
私個人がヒヤっとした出来事がございましたので
皆様と共有させて頂きます。
1.新NISAとは
まずはおさらいですが、新NISAとは2024年から始まった非課税で運用できる
投資に関する税金優遇制度です。
NISA制度を活用した運用では、投資の利益に対して発生する
20.315%の税金が非課税に。
(2024年現在では米国株は10%かかる?かからない?は議論中)
本制度の目的は「個人の所得を増やす」事にあります。
投資の原則として元本が大きい方が有利。
非課税制度を活用しようとした時に、金額を大きくできる投資家や
企業などが多くの優遇を受ける事になってしまい
目的と反する状態になります。
ですので、NISA制度には上限額があり
一般的な個人をターゲットとする制度設計となっています。
その内訳は成長投資枠に240万円、積立投資枠に120万円の
あわせて360万円が1年間の上限額。
これを18歳以上の個人1人に対して設定可能という制度です。
2.360万円を最速で埋めると運用期間が長く取れていい!
投資は元本×投資期間×利回りで金額が決まります。
言い換えれば、元本を多くして投資期間を長くとって利回りが大きい方が
より多くの資産を築くことができるという事。
私の戦略としては
・元本最速で埋めたい
・投資期間は長く。でも途中で生活費が賄えるようになったら利益分は使う。
・S&P500のみ
としてやっていきます。
最初新NISAの事を知った時は「ほうほう、360万か・・」と考えていましたが
調べていくうちに、どうやら家族の分も枠があるらしい。
つまりそれも含めると一年720万円。
うーん、凄い金額・・・。
何年やれるか分かりませんが、まずは投資期間を長く取る為に
まずは可能な限り全て投資していきましょう。
この判断が後々のヒヤっとに繋がるとは
この時は思いもしませんでした。
3.新NISAは贈与税に注意!
今回お話したいのは、このタイトルの通り
「新NISAは贈与税に注意」です。
結論から申し上げますと、夫のお金で妻のNISA口座に資金を投入すると
贈与税がかかるよ!という話。
ざっくりした金額でお話をすると、360万円の投資枠を全て夫の資金で賄うと
30万円弱くらいの金額の贈与税がかかります。
なので、360万円の枠を全て埋めたいなら390万円程度必要という事。
ヒエエエエエエ!!!5年間に直すと150万!ヒエエエ!!
総額では1800万円+150万円=1,950万円。
うおお、2000万じゃないか。
1800と2000は凄い違いです。てか税金150万円って。新車買えてしまう。
この事を最近知って「やべェ。俺やってるかも」と思い
調べてみました。
これウチは幸いな事に、贈与税がかからない状態でした。
NISAをするにあたって、資金がばらばらだとわからんと思って家族の口座を一つに纏めました。
そこから手続きを進めていったのですが元々の妻の口座に現金があった分を
私の口座に移したのが「口座移動」に当たって税金がかかる・・みたいな情報もあり
めちゃ血の気が引きました。
あまりに焦りすぎて、慌てて税務署に電話して確認しました。
その結果は「贈与税に当たりません」という事に。
元々妻の口座にあったものを、一時的に別に移して
また妻名義の投資口座に移した、というのは贈与ではないとの事。
私の人生で税務署に電話するとは思いませんでした。
普通のサラリーマンの私としては、あまり税務署様には
縁が無いものなので・・。
いやー、びっくりしました。
皆様も十分にお気を付け下さい。
いや、既にやってる方もいるかも知れません。
ちょっと私では対策までは分かりませんが
知っておいた方が良い事かと思いお伝えさせて頂きます。
4.結論
新NISAをするにあたって、配偶者や子供の枠を埋める際には
贈与税に注意!という事です。
満額埋めようとすると、約30万円くらいの贈与税が発生。
30万はきつすぎます。
なので贈与税の範囲の110万円だけやるか、積立投資枠の120万だけやるか。
積立投資枠の120万だけならば、贈与税は1万程度です。
なんにせよ、知らないでやるとがっつり損する税金の罠ですので
十分ご注意下さい。
それでは終わりたいと思います!ではまた!