どうもきねこです!
リベ大の提唱する5つの力のうち、貯める力より
「保険」がん保険を見直そうという項目を解説します。
きねこ自身もがん保険については幾度となく検討した事があります。
お酒が好きというのがございまして
別に健康診断でアウトという訳ではないのですが
もし何かあったら残された家族がと考えていました。
それでは内容に入ります!
1.まずは結論から!
がん保険は不要!が結論です。
なぜ不要と考えるか、その根拠を解説します。
2.2人に1人はがんになるって本当?
国立がんセンターが発表しているがんの罹患率は男女合わせて約50%となっています。
この数字だけ見たら、確かに2人に1人です。
ただしこれは一生の中で罹患する数字となっています。
がんの特徴として、若年層に少なく熟年層に多くなる傾向があります。
つまり家族に何かあって困るのは、資産形成期に当たる若年層ですが
若年層でがんに罹患する可能性は低いという事になります。
これを聞くと保険の原則である「低頻度リスク大」じゃないか!?
という事も考えられますが、そもそもガンはリスク大なの?という所を
深堀ります。
3.がんってリスク大じゃない?やばい病気なのでは?
がんは完全な治療法が見つかっておらず、現代版不治の病です。
進行を遅らせるという事にフォーカスした治療を進める事になっています。
治療費も高額になる傾向があり、多くのお金、多くの時間がかかる事は
事実です。
そのお金の負担ができないので「がん保険」を利用するという事が
がん保険に加入する理由と考えます。
逆にいえば、お金の負担さえできればがん保険は不要という事になります。
4.がんにかかる治療費と高額医療制度。
がんにかかる治療費はいくらになるでしょうか。
サラリーマン家計だと、年間最大で約52万円です。
高収入世帯でも約110万円となります。
月平均では4万円~9万円となります。
これについては、実際の病院からの請求額ではなく
高額医療制度を利用した後の額となります。
高額医療制度という国の制度を使うと、医療費がどんな額になっても
上限が決められているので、負担額が少なくすむというものです。
これには健康保険に加入している必要があるので
会社員である必要がありますし
手続きが必要なものになります。
この制度を知らないのと知っているのでは、がん保険に限らず
様々な場面において病気の治療費という点で
考え方が変わると思います。
一方、フリーランス、自営業の方については高額医療制度を利用できない為
民間保険が要検討となりますが、前の項でお話させて頂いた通り
若年層での罹患率が低い病気である事を考えると
資産形成を進めていく方が、保険よりも備えになるという考え方も
できます。
5.きねこの場合
きねこの場合は、リベで学ぶ前。不安に煽られ保険会社の窓口までふらふらと行った事が
ありました。しかも行った時は混んでいましたので、わざわざ別日に予約までして・・
結果は加入をしませんでした。
当日加入を即決しなかった理由は
1.絶対に必要であるという確信を持てなかった
説明する方に「もし」「でも」「こんな時は」等のワードが多く具体性に欠けていた。
高額医療制度について既に知っていた為、お金については
冷静に見極められていたと思います。
2.「不安を解消する手段」であって「今必要」なものでなかった
そもそも、私が足を運んだのは「なんとなく不安」だったからであって
説明を聞くうちに「やっぱいらない」となった。具体的な金額と具体的な補償を聞いて
今必要かを照らし合わせた時に、不安を感じる程でないと思っていました。
妻は不安に感じていたようですが「リスクとリターンが合わない」という事を説明して
加入を見送りました。
3.勧められる圧が強くて、怪しいと思った
「何かあったら困りますから!」
「働けなくなったらどうします?」
「是非検討してください!次回予約はいつにしますか!?」
などなどのキーワードがあり、ちょっと、こっちの事を考えているかい?という気持ちが
強くなっていました。
リベで学ぶ前でしたが、本能的に「この人は自分の事を見ている。こちらを見ていない」と感じ
検討しますとだけ伝えて窓口から離れました。
個人的には「保険に入る安心よりも、保険に加入する不安」が勝りました。
その後リベで学ぶに至り、自分の判断が間違いではなかったと感じました。
6.まとめ!
がん保険は不要!その根拠して
・若年層での罹患率が低い
・高額医療制度利用する
・資産形成で対応する
という事になります。
ただしがん保険が全員に要らないという訳ではなく
不安な方は加入したらいいのかなと思います。
ただ不安を解消する為に保険加入していると
永久に加入し続けて保健死する可能性がありますので
ほどほどにされたら良いかなぁと思います。
それでは今日はこんな所で!リベ大検証きねこでした!